どのような仕事にも必要とされるスキル

From:自立型ビジネスマン育成塾長 金子誠志

どういった仕事であろうと、
それをこなすには、難易度の高低は別に、
なんらかのスキルが必要となります。

きっと勉強熱心なあなたは
それら向上に努めていることでしょう。

2方向のスキルをバランスよく磨く

それは大きく2つに分かれますが、
それらバランスを意識し磨いていますか?

今回は、将来を見据え、どういった
スキルに一層の磨きをかけるべきか

“3+1の法則”に絡め、お伝えしたく思います。

まずはスキルにおける2つの
大枠を確認しておきましょう。

一つはテクニカルスキルと呼ばれるもの、
そしてもう一つがポータブルスキル
といわれるものです。

シンボルとなるテクニカルスキル

テクニカルスキルとは、一言でいえば
“目に見えるスキル”、そのレベル感が
ある程度は推測できるスキルのこと。

例えば、海外勤務10年とか
○○技術研究7年とか、相手に
その水準がすぐに伝わるスキルを指します。

資格(免許/検定)も
テクニカルスキルの一つといえましょう。

特徴は、特定分野を
深く掘り下げていること。

仕事によっては、なんらかの資格や
その分野における一定の経験(年数)が
必要とされるものって、ありますよね?

それがあることで「その分野に
詳しいので安心して任せてください」
というメッセージになります。

医者の診断を信用するのは、
彼等がその道を深く理解している、
という前提があるから。

テクニカルスキルは専門家としての“技量”
を示すシンボルといえるかもしれません。

当然ですが、テクニカルスキルは
取り組む仕事によって必要と
されるものが異なります。

医師免許でできるのは医者としての仕事、
それで弁護士活動はできません(笑)。

テクニカルスキルは、専門性を
訴求する“証”
ととらえるべきものです。

どんな仕事でも役立つポータブルスキル

一方のポータブルスキル。
これはテクニカルスキルと全く逆となります。

“目に見えないスキル”であり、
そのレベル感が外から推測しにくい一方、
スキル自体は汎用性があります。

ポータブルという名の通り、
仕事や立場・役割が変わっても
使いまわしの利くスキル
です。

例えば、リーダーシップ、行動力、
思考力、マネジメント力などが該当します。

これらは、言葉としての意味は
十分に理解できるでしょう。

でも、例えば行動力一つとっても実際にどの程度、
行動する力があるか、よくわかりませんし、
客観的に評価する基準もありません。

ですから、その水準を把握しにくく、
ある意味、あいまいなスキルと
いえるかもしれません。

こう書くと、「じゃ、学ぶなら
テクニカルスキルだな」と思われそうですが、
そこは「ちょっと待った!」(笑)。

ますます重要となる“3+1の法則”

実は仕事力向上に大きく影響するのが、
ポータブルスキル
だと、私は考えています。

四半世紀以上に及ぶ会社員時代、私は
グループ内外4社10部門に勤務しました。

それぞれの部門は、仕事の中身はもちろん、
例えばスピード感や品質に対する考え方など、
その根本が大きく異なる部署ばかり。

そんな中、さまざまな人を見て、
あるいは私自身が経験した中で強く感じたのが、
ポータブルスキルの大切さです。

中でも私が “3+1の法則”と呼ぶ
4つのスキルの高さが、その人の
運命を決する
ように思います。

“3+1の法則”とはなにか?

最初に登場する数字“3”とは、
次の3つのこと。

コミュニケーション力、文章力、
そして論理的思考力です。

仕事をしていれば、全て一人で完結、
なんていうことはありませんよね?

関係する人達と、誤解なくかつスピーディーに
意思疎通が図れるコミュニケーション力は
ビジネスの基本といえるものでしょう。

ネットが普及し、ますます
文字でのやり取りが増えてきました。

ですから、短時間にわかりやすい
文章を書ける文章力も欠かせません。

コミュニケーションする、文字でやり取りする、
いずれの場合も、筋道ある話でなければ
仕事の場では相手にされません。

論理的に考える力も
なくてはならないものの一つです。

例えば、長く仕事をしていると、
部署異動を経験するでしょう。

その際、コミュニケーションが下手では
引継ぎがスムーズに進みませんよね?

異動直後は顔を合わせたことのない人と
文字でやり取りすることもあります。

ロジカルにやり取りできれば、
そこで一定の信用が得られるでしょう。

長年の経験からですが、これら3つのスキルが
高い人は、どこに行っても最初からそれなりの
レベルの仕事を担っている
ように見えます。

このように、“3つの力”は
磨くほどに仕事をスムーズにしてくれる
スキルなんです。

もちろん、職場に応じ、必要なテクニカルスキルを
高めなければならないのはいうまでもありません。

ただ、それは職場が変われば
使わなくなってしまうことさえ起り得る。

一方、“3つの力”があれば
先輩などからテクニカルスキルを
教えてもらっちゃう、なんていうことも可能。

仕事だけでなくプライベートで
活躍してくれるのも“3つの力”の
ありがたいところです。

逆にそれらが磨かれていないと、
人間関係でストレスを抱える元ともなり得ます。

ですから、“3つの力”については、
積極的な学びが不可欠でしょう。

そういった訳で、冒頭に記しました通り、
テクニカルとポータブルの両スキルを
バランスよく高めていかなければなりません。

「走る方向は正しい」と断言できますか?

さて、そうはいっても日々忙しく、
スキルアップに充てる時間が取れない、
という人もいるでしょう。

働き方改革が叫ばれますが、
日本全体を見れば、改革が進んでいる職場は
多くないのが実態だと思います。

連日の残業、あるいは、残業規制の結果、
会社で仕事ができないから自宅に持ち帰り、
なんていう声も聞きます。

そこで登場するのが“3+1の法則”の『+1』。
『+1』とは、私がセルフマネジメントと呼ぶ
時間・行動管理術のこと。

当たり前ですが、誰にも一日は
24時間しかありません。

限られた中、きちんと仕事をこなし、
同時に学びを増やし仕事の質を高めていくには
時間の使い方、密度を高めていくしかない!

「それはわかっているけど、
でも、それがなかなか難しいんだよね」

もしかしたら、そんな風に
感じているかもしれません。

それは本当に難しいのでしょうか?
確かに楽勝ではないと思います。

でも、方法論さえ知れば、
クリアできる課題
だとも思っています。

多くの人がそれを難題と感じるのは
正しい方法論を知らないから。
あなたは大丈夫ですか?

あなたがどんなに必死で走ろうと、
ゴールと反対の方向へ向かってしまえば
一生ゴールにたどり着けません。

では、時間行動管理における
正しい方法論とはなにか?

一言でいえば、セルフマネジメントの
セオリーを知りそれを実践する、ということ。

その中身については、次回に記しますね。
ということで“3+1の法則”こそ、
どのような仕事でも必要なスキルかと・・・。

PS

ポータブルスキルとして、コミュニケーション、
文書、論理思考の3つを挙げましたが、
それらを一度に学ぶのは、きついですよね?

では、どれから手を付けるべきか?
一押しはコミュニケーション
です。

例えば文章の書き方、あるいは論理力が
十分ではないとしても、コミュニケーション力が
あれば、上手な人に聞くことができます。

コミュニケーションスキルについて
もう少し知りたい、ということなら
以下記事を参考にしてください。

コミュニケーションスキルを高めるにはどうすべきか?

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