会社の将来が不安な時にすべきこと

From:自立型ビジネスマン育成塾長 金子誠志

会計不祥事が発覚し、経営再建中の東芝。
その東芝で人材流出が止まらないとか。

「今の会社に不安はありませんか。
 あなたならもっと活躍できる場所が
 ありますよ」

東芝に勤めるある40代の技術者は
突然の電話でこう告げられたそう。
※日経新聞(2017年9月9日)から引用。

東芝では3ヶ月で1000人が自主退職

申し上げるまでもなく、
今はどこも人手不足です。

まして優秀な人材となれば
引く手あまたでしょう。

もしかしたら、既にあなたにも
そういった電話がかかってきている
かもしれません。

実際、東芝グループでは、
今年4~6月の3ヶ月間で
1,000人前後が退職したとか。

日経新聞は、「減員の相当数は転職を
目的とした退職とみられている」
と記しています。

優秀な人材VSお荷物人材

実は私は、会社員時代、
グループ企業のリストラに
関わった経験があります。

最終的には、希望退職も募るほどの
大がかりなものだったんですが、そこでは
ある現象が見られました。

それは、会社として残って欲しい人は
退職を選び、退場して欲しい人は
残留を希望する
、というもの。

厳しい言い方になるかもしれませんが、
本人もある程度は自分の価値を
自覚しているのでしょう。

つまり、残って欲しい優秀な“人材”は、
次の仕事を見つけやすいことを知っていて、
早々に希望退職に手を挙げてしまう。

一方、去って欲しいお荷物的な人は
厳しい転職活動を予想し、なんとしても
居残ろうとする。

リストラで残留しても先々は暗い?

するとなにが起こるか?
そうです、お荷物的な人が多数を占める
会社ができあがってしまう
のです。

ですから、厳しいリストラの後も、
先々を楽観できないハードな世界が
待っているかもしれない。

最悪の場合、どこかの
タイミングで会社が倒産。

なんとか防げたと思った転職活動を
余儀なくされる可能性だって
ある、といえます。

ということで、会社の将来に不安があるなら、
いざという時に備え、スカウトされるような
人材になっていなければなりませんね?

あなたは自分の価値をご存知ですか?

と、言葉でいうのは簡単ですが、
では、どうすればそうなれるか。

自分の価値がどれほどか、
わからないケースが本当に多いです。

そもそも自分の価値を知るような機会が
ほとんどないのが実態ではありませんか?

転職が一般的な欧米などの場合、必然的に
自分の価値を意識せざるを得ません。

一方、日本企業は未だ終身雇用が前提。
ですから、客観的な価値を知らなくても
それなりにやっていくことができます。

結果、多くのサラリーマンが
冷静に自己評価できない
状況に
置かれてしまっている。

自分の客観的価値を知る方法

でも、自分の価値がわからなければ、
いざという時、自分という商品をどう
アピールすればいいかわかりませんよね?

そもそももっと自分を磨こうと思っても
どう対策していいか、困るでしょう。

では、どうするか?

そこでおススメが
自分の経歴(職歴)棚卸

これを行うことで自分がこれまでに
どのように歩んできたかが明らかになります。
いわゆる “自分の見える化” です。

特定の分野に精通している
ということが明らかになるかもしれません。

逆にさまざまな分野を経験し、
融通が利く、あるいはどのような人とも
やってこられたという強みが判明するかもしれません。

そうして出来上がった経歴をベースに、
自分という商品のセールスポイントを
言葉に
してみてください。

スカウトマンに自己紹介する
シーンをイメージしてもらうと
いいかもしれません。

自分がどんな歩み方(仕事)をしてきて、
その結果、どんな強みが身についたか。
それを2~3分にまとめみる感じです。

棚卸を通じ、先の歩み方が見えてくる!

まとめる過程を通じ、これまで同様に
努力していけばいいか、あるいは新たなスキル等を
習得すべきか、そんなことも見えてくるでしょう。

つまり、明日からどのように
仕事に向き合えばいいかが明らかになる

ということ。

そのような訳で、もし会社の将来に
不安を感じるなら、経歴棚卸、
超おススメです。

PS

経歴(職歴)を棚卸しする場合、
以下の項目を挙げるようにすると
アピールポイントが見つかりやすいです。

◆期間/社名&部署名/役職/仕事内容
 →仕事内容はできるだけ詳しく。

◆そこで身につけた技術(スキル)/資格
 →専門性に加え、ポータブルスキルも列記。

◆(わかれば)当時の成績・社内評価

◆表彰・入賞等の履歴

※入社5年未満なら
 学生時代を含めても構いません。

これ、実際にやるとわかりますが、
かなり時間のかかる作業です。

ですから、実施の際は、
連休などにじっくり時間をかけて
取り組んでいただきたいですね。

PS2

棚卸しても自分のアピールポイントが
よくわからない場合はどうすればいいか?

そういった際は、異業種交流会など、
会社外の人とのコミュニケーションの場に
顔を出す
ことをおススメします。

さまざまな経歴を持つ人と話すと、
自分の立ち位置(価値)がなんとなく
見えてくることが少なくありません。

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