From:自立型ビジネスマン育成塾長 金子誠志
いきなりですが、あなたへ質問。
仕事中にこんな経験、ありませんか?
◆新しい企画案を出したいのに、
良いアイデアが思い浮かばない。
◆原因を突き止めるべく分析しようと思う
けど、どこから手を付けていいか分からない。
◆置かれた状況を整理したいけど、どう
整理すればいいか、見当がつかない。
仕事をしていると、時に次の一手が
思いつかないことって、ありますよね?
いわゆる“袋小路”に迷いこんで
しまったような状態です。
フレームワーク組み合わせ戦法
今日は、そんな時にぜひ試して
いただきたい方法をご紹介しましょう。
それが『フレームワーク組み合わせ戦法』。
フレームワーク、ご存知ですよね?
“切り口”といわれることもありますが、
きっと日頃使っていることでしょう。
フレームワークとは、世に
広く認められた型(枠組み)のこと。
ポイントは、それが“MECE”という点です。
MECE、ミッシーとかミーシーと発音されますが、
フレームワークを使うと、重複なく、漏れなく
物事を捉えることができるようになります。
例えば、PDCAとか3C、4P、SWOTなど
細かなものを含めれば、その数ざっと数百。
実は、これらフレームワークが、上に挙げた
ような状況下に置かれた際、大いに役立ちます。
その方法こそが、フレームワークを
組み合わせる、という手法なのです。
事業戦略を考える場合
例えば、新しい事業戦略を
考えることになったとしましょう。
でも、どう考えていけばいいか良い
アイデアが浮かばない、としますよね?
その場合、例えば最初に3Cで考えてみます。
3Cとは、以下の3つ。
◆市場・顧客(Customer)
◆競合(Competitor)
◆自社(Company)
◇市場には、どんなニーズがあるか?
◇競合はどんな商品を提供しているか?
◇自社にはどんなノウハウがあるか?
こんな感じで思いつくことを
なんでも書き出していきます。
でも、今一つしっくりこない。
そんな時こそ、組み合わせ戦法の出番。
ちなみに、組み合わせるフレームワーク
に決まりはありませんので、念のため。
3C×PDCA
話を戻しましょう。
とりあえず、ということでPDCA
を組み合わせることにしたとします。
◆計画(Plan)
◆実行(Do)
◆評価(Check)
◆改善(Act/Action)
すると、例えば3Cの“競合”を
考える場合、こん感じになります。
◇競合は、どんな計画を練っているだろう?
◇競合がいま実行していることってなんだ?
◇競合はどんな点を評価されているのだろう?
◇競合はどんな点を見直そうとしているかな?
そんな形で思考を巡らせていくと、
3Cだけで考えていた時に比べ、アイデア
が浮かびやすくなるはずです。
もししっくりこない時は、別のフレームワーク
を組み合わせ、同じようにやってみてください。
あるいは、最初の3Cを別のフレーム
ワークに変えても良いと思います。
やみくもに考えるだけだと、答えに
辿り着けないこともあるかもしれません。
そんな時こそ、組み合わせ戦法が本領発揮。
ブレイクスルーのきっかけ
としてお役立ていただきたいです。
PS
フレームワーク組み合わせ戦法、
悩んだ時、ほんとおススメの方法ですよ!